
宝箱を開こう|第5回 GitHubで共有と協力
著者: 管理者 / 2025-08-22 (更新: 2025-08-22)

先生、これまでGitについてたくさん学んでまいりましたわね。
日記のように記録して、枝分かれの道を歩いて、過去に戻ることもできる……。
ですが、まだ肝心の「GitHub」の使い方を知っていませんの。
どうやって宝箱を開いて、みんなと共有するのですか? 💎
日記のように記録して、枝分かれの道を歩いて、過去に戻ることもできる……。
ですが、まだ肝心の「GitHub」の使い方を知っていませんの。
どうやって宝箱を開いて、みんなと共有するのですか? 💎

良いところに気づきましたね。
GitHubはまさに「宝箱」を置く場所です。
お嬢様がローカル(自分のパソコン)で作ったGitのプロジェクトを、GitHubへアップロードすれば、誰でも見たり、協力したりできるようになります。
そのときに使うのが「git remote」と「git push」という命令です。
GitHubはまさに「宝箱」を置く場所です。
お嬢様がローカル(自分のパソコン)で作ったGitのプロジェクトを、GitHubへアップロードすれば、誰でも見たり、協力したりできるようになります。
そのときに使うのが「git remote」と「git push」という命令です。

まあ!「push」ですって?
まるで宝箱をぐいっとクラウドの棚に押し上げるような響きですわね 📦✨
まるで宝箱をぐいっとクラウドの棚に押し上げるような響きですわね 📦✨

まさにそのとおりです。
まずGitHubのサイトで新しいリポジトリ(宝箱)を作ります。
そこに表示されるURLを使って、自分のパソコンのGitに「この宝箱とつなげなさい」と伝えるのです。
例えば――
まずGitHubのサイトで新しいリポジトリ(宝箱)を作ります。
そこに表示されるURLを使って、自分のパソコンのGitに「この宝箱とつなげなさい」と伝えるのです。
例えば――
# GitHubのリポジトリを登録
git remote add origin https://github.com/username/myproject.git
# 初めてGitHubに宝箱を置く
git push -u origin main

こうすると、お嬢様のローカルで育ててきたコードがクラウドのGitHubに現れます。
以後は`git push`をするたびに、新しい日記のページがGitHubの宝箱に積み重なっていくのです。
以後は`git push`をするたびに、新しい日記のページがGitHubの宝箱に積み重なっていくのです。

まあまあ!
これで宝箱が自分ひとりのものではなく、みんなに見せられるようになるのですわね。
他の方がその宝箱を開けて、中身を使うこともできるのかしら? 🌍
これで宝箱が自分ひとりのものではなく、みんなに見せられるようになるのですわね。
他の方がその宝箱を開けて、中身を使うこともできるのかしら? 🌍

ええ、もちろんです。
他の人がGitHubにある宝箱を自分のパソコンへ持ってくるときには「git clone」を使います。
他の人がGitHubにある宝箱を自分のパソコンへ持ってくるときには「git clone」を使います。
git clone https://github.com/username/myproject.git

これでそっくりそのままの宝箱を手元にコピーできるのです。
さらにチームで協力する場合は、自分の作業を「pull request」という形で提案し、レビューしてもらってから宝箱に合流させることもできます。
これがGitHub最大の強み、「協力してひとつの宝物を育てる」という仕組みですね。
さらにチームで協力する場合は、自分の作業を「pull request」という形で提案し、レビューしてもらってから宝箱に合流させることもできます。
これがGitHub最大の強み、「協力してひとつの宝物を育てる」という仕組みですね。

なるほど……つまりGitHubはただの保存場所ではなく、
人々が集まり、力を合わせて大きな宝物を磨いていく「広場」のような存在なのですわね ✨
人々が集まり、力を合わせて大きな宝物を磨いていく「広場」のような存在なのですわね ✨

その理解はとても素晴らしいです。
世界中の人がGitHubを使ってオープンソースのプロジェクトを育てています。
誰かが作った宝箱を別の人が改良し、また次の人がアイデアを加えていく……。
その循環が、今日のソフトウェアの豊かさを支えているのです。
世界中の人がGitHubを使ってオープンソースのプロジェクトを育てています。
誰かが作った宝箱を別の人が改良し、また次の人がアイデアを加えていく……。
その循環が、今日のソフトウェアの豊かさを支えているのです。
📝 解説:GitHubの活用
- push … 自分の変更をGitHubへアップロード
- clone … 他人の宝箱を手元にコピー
- pull request … 協力して作業するときに、自分の変更を提案する仕組み
- GitHubは「保存の場所」であると同時に「協力の場」であり、世界中とつながる広場

まあ!
GitとGitHubを組み合わせれば、過去を記録して、未来を試して、仲間と共に宝物を磨いていけるのですわね 💖
これでようやく全体像がつかめましたわ!
GitとGitHubを組み合わせれば、過去を記録して、未来を試して、仲間と共に宝物を磨いていけるのですわね 💖
これでようやく全体像がつかめましたわ!

ええ、これでGitHub入門シリーズは完結です。
お嬢様は「コードの宝箱を開く鍵」をしっかり手に入れられましたね。
あとは実際に自分で宝箱を作り、育てていくだけです。
きっと素晴らしい冒険になるでしょう。
お嬢様は「コードの宝箱を開く鍵」をしっかり手に入れられましたね。
あとは実際に自分で宝箱を作り、育てていくだけです。
きっと素晴らしい冒険になるでしょう。
📝 まとめ(第5回・最終)
- GitHubは「コードの宝箱」を世界と共有できる場所
- git pushで自分の宝をアップロード、git cloneで他人の宝をコピー
- pull requestで仲間と協力してひとつの宝物を磨ける
- GitHubは「保存」+「協力」の舞台であり、オープンソースを支える存在

まあ!GitHubの魅力をここまで学べて、とても幸せですわ 💎
これからはわたくしも、自分の小さな宝物を育てて世界に発表してみたいですの!
これからはわたくしも、自分の小さな宝物を育てて世界に発表してみたいですの!

素敵な志ですね。お嬢様ならきっと、たくさんの人に喜ばれる宝物を作れるでしょう。
GitHubの冒険は、まだ始まったばかりです。
GitHubの冒険は、まだ始まったばかりです。