
「街のホテルに泊まる」|特別編 EC2入門
著者: 管理者 / 2025-08-07 (更新: 2025-08-07)

先生、これまでAWSの街を旅してまいりましたけれど……
やっぱり一番よく耳にするのは「EC2」ですわね✨
でも正直なところ、EC2ってただのサーバーを借りること?くらいしか分かっておりませんの💦
本日はぜひ、しっかりと基本から教えてくださいませ!
やっぱり一番よく耳にするのは「EC2」ですわね✨
でも正直なところ、EC2ってただのサーバーを借りること?くらいしか分かっておりませんの💦
本日はぜひ、しっかりと基本から教えてくださいませ!

はい、承知しました。
EC2はAWSの中でも最も基本的で重要なサービスです。
今日は特別編として、この「ホテルのようなサーバー貸しサービス」であるEC2をしっかり理解しましょう。
EC2はAWSの中でも最も基本的で重要なサービスです。
今日は特別編として、この「ホテルのようなサーバー貸しサービス」であるEC2をしっかり理解しましょう。
📝 EC2とは?
- Elastic Compute Cloud の略
- AWSが提供する「仮想サーバーを借りられるサービス」
- 「Elastic(弾力的)」という言葉の通り、必要に応じて部屋(サーバー)の大きさや数を自由に変えられる
イメージ
- 自分で建物を建てる(物理サーバーを買う)のは大変
- そこでAWSの「ホテル(EC2)」で部屋を借りる
- 小さなシングルルーム(低スペック)から豪華スイートルーム(高性能)まで選べる
📝 EC2でできること
- Webサイトを公開する
- サーバーにプログラムを置いて、世界中に配信
- アプリを実行する
- PythonやNode.jsなどのアプリケーションを動かす
- 学習や実験に使う
- AIモデルの学習やデータ処理などにも利用可能
📝 EC2の基本要素
- インスタンスタイプ
- 部屋の大きさや性能を選ぶ
- 例:t2.micro(小さい部屋・無料枠あり)、m5.large(中くらい)、p3(GPU付き豪華スイート)
- AMI(Amazon Machine Image)
- 部屋の内装セット
- Ubuntu, Amazon Linux, Windows など、最初から選べる
- EBS(Elastic Block Store)
- サーバーの「ハードディスク」にあたる部分
- セキュリティグループ
- 部屋のドア。誰がどの入口(ポート)から入れるかを決める
📝 簡単な利用の流れ
- コンソールで「インスタンス作成」をクリック
- AMIを選ぶ(Ubuntuなど)
- インスタンスタイプを選ぶ(t2.microなど)
- セキュリティグループで入口を設定(例:HTTP/HTTPSを開ける)
- 起動! → SSHで接続して中に入れる

まあ!まるでホテルの部屋を予約して、内装を選んで、ドアの鍵を設定して……
すぐにわたくし専用のお部屋(サーバー)が手に入るのですわね✨
すぐにわたくし専用のお部屋(サーバー)が手に入るのですわね✨

その理解は完璧です。
EC2はAWSの街の「宿泊施設」であり、どんなアプリでも自由に動かせる柔軟さが魅力です。
ただし、自分で掃除や片付け(アップデートやセキュリティ管理)をしなければならない点も覚えておきましょう。
EC2はAWSの街の「宿泊施設」であり、どんなアプリでも自由に動かせる柔軟さが魅力です。
ただし、自分で掃除や片付け(アップデートやセキュリティ管理)をしなければならない点も覚えておきましょう。
📝 EC2のメリット・デメリット
メリット
- 高い自由度(何でも動かせる)
- 部屋の大きさを柔軟に変えられる
- 世界中のリージョンに配置可能
デメリット
- サーバー管理は自分の責任
- 常に動かすと料金がかかる
- サーバーレスよりも設定や運用の手間が大きい

ふむふむ……EC2は自由度が高いけれど、その分「自分でホテルの部屋を管理する」責任が伴うのですわね✨
わたくしのような初心者は、まずは小さなお部屋(t2.micro)で練習してみるのが良さそうですわ!
わたくしのような初心者は、まずは小さなお部屋(t2.micro)で練習してみるのが良さそうですわ!

その通りです。
最初は無料枠のEC2を試しながら、Linuxコマンドやサーバー管理に慣れると良いでしょう。
やがてサーバーレスや他のサービスとの比較もしやすくなりますよ。
最初は無料枠のEC2を試しながら、Linuxコマンドやサーバー管理に慣れると良いでしょう。
やがてサーバーレスや他のサービスとの比較もしやすくなりますよ。
📝 まとめ
- EC2 = AWSのホテル(仮想サーバー)
- 部屋の大きさ(インスタンスタイプ)や内装(AMI)を選べる
- メリット = 高い自由度・柔軟な拡張性
- デメリット = サーバー管理の責任・常時課金
- 初心者は t2.micro から始めるのがおすすめ

まあ〜!これでEC2というホテルの仕組みがとてもよく分かりましたわ✨
次に泊まるときは、わたくし自分で内装を選んでみたいですの!
次に泊まるときは、わたくし自分で内装を選んでみたいですの!

ふふっ、素晴らしい心がけです。
EC2を理解すれば、AWSの街をもっと自由に歩けるようになりますよ。
次の特別編では、もしご希望なら「S3」や「RDS」についても深掘りしてみましょうか。
EC2を理解すれば、AWSの街をもっと自由に歩けるようになりますよ。
次の特別編では、もしご希望なら「S3」や「RDS」についても深掘りしてみましょうか。
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