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ティーポットを開いて準備開始|第2回 Next.js入門

著者: 管理者 / 2025-08-17 (更新: 2025-08-17)

user01 Happy
先生〜!前回のお話、とても分かりやすくて感激いたしましたわ☕️✨
わたくし、Next.jsに少しずつ親しみを感じてまいりましたの。
今日は、実際に触ってみたいですわ!
user02 Happy
素晴らしい意欲ですね。
では今回は、Next.jsの「プロジェクトを立ち上げる」方法と、基本のフォルダ構成についてご案内しましょう。
ちょうどお茶会の準備を整えるような段階ですね。
user01 Calm
まあ……お茶会の準備ですのね。カップを並べたり、お菓子をお皿に盛り付けたり……✨
Next.jsでも、そんな支度が必要なのですの?
user02 Calm
ええ、その通りです。Next.jsは便利な道具が揃っていますが、最初に「プロジェクト」というお家を建ててから、その中に家具を並べていくイメージです。

前回の記事 ティータイムで巡るWebの世界|第1回 Next.js入門ティータイムで巡るWebの世界|第1回 Next.js入門


📝 Next.js プロジェクトの作成方法

Next.jsでは公式の便利なコマンドが用意されています。

  1. Node.js をインストール
    • Next.jsを使うためには Node.js が必要です(推奨バージョン18以上)。
  2. 新しいプロジェクトを作る
npx create-next-app@latest my-app

これで my-app フォルダの中に、Next.jsの基本セットが作られます。

  1. 開発サーバーを起動する
cd my-app
npm run dev

これで http://localhost:3000 を開くと、Next.jsのウェルカムページが表示されます。


user01 Surprised
まあ!`npx create-next-app` だけでお家が建ってしまうなんて、便利ですわね〜!✨
Reactのときよりも、最初から整っている感じがいたしますわ。
user02 Happy
ええ。Reactでは手動でいろいろ準備する必要がありましたが、Next.jsは「最初からキッチンも家具も揃ったモデルルーム」のように整っています。
だからこそ、すぐに開発に集中できるのです。

📝 Next.jsのフォルダ構成(基本)

作成されたプロジェクトの中身を少しのぞいてみましょう。

my-app/
├── pages/         ← ページを置くフォルダ
│   └── index.js   ← トップページ
├── public/        ← 画像や静的ファイル
├── styles/        ← CSSやスタイル関連
├── package.json   ← プロジェクト情報
  • pages/
    ファイル名がそのままURLになります。
    例:about.js/about
  • public/
    画像やフォントを置いて、/images/sample.png のように直接参照できます。
  • styles/
    CSSを管理する場所。
  • package.json
    使用するライブラリやスクリプトの情報。

user01 Serious
なるほど……つまり、`pages` が間取りのお部屋、`public` が食器棚、`styles` がカーテンやクロスのようなものですわね。
こうしておくと、お家の中で迷わずに済むのですのね。
user02 Calm
お見事な例えですね。まさにその通りです。
Next.jsでは、この分かりやすいルールに従うことで、誰が見ても整理されたプロジェクトになります。

📝 実際にページを追加してみる

例えば、新しく「自己紹介ページ」を作りたいときは、pages/about.js を作ります。

export default function About() {
  return <h1>わたくしの自己紹介ページですわ!</h1>
}

これで http://localhost:3000/about にアクセスすれば、すぐにページが表示されます。


user01 Happy
まあ〜!たった一枚の紙を加えるだけで、新しいお部屋が増えるなんて素敵ですわね💕
とてもわかりやすくて、安心いたしましたわ。
user02 Happy
その調子です。Next.jsでは「ページを置く=部屋を増やす」というシンプルなルールがあるので、初学者でも迷わず進めます。
次回は、このページ同士を「リンク」でつなぎ、実際にお屋敷を歩き回れるようにしてみましょう。

✅ 本日のまとめ

  • npx create-next-app でNext.jsのプロジェクトを一瞬で作成できる
  • npm run dev で開発サーバーを起動し、http://localhost:3000 にアクセス
  • 基本のフォルダ構成
    • pages = ページ置き場(ファイル名=URL)
    • public = 静的ファイル(画像など)
    • styles = CSS関連
  • ページを追加するのは簡単、pages にファイルを置くだけ

🔮 次回予告

お屋敷の廊下を歩くように|第3回 Next.js入門お屋敷の廊下を歩くように|第3回 Next.js入門 👉 ページとページをつなぐ「リンクの仕組み」を学び、実際にナビゲーションを作ってみましょう。