Supabase02

「双子だけど性格は正反対?」|第2回 SupabaseとFirebaseの違い入門

著者: 管理者 / 2025-08-06 (更新: 2025-08-06)

user01 Calm
先生、前回はSupabaseについて教えていただきましたわね。
本日はぜひ、Firebaseとの違いを詳しく知りたいですわ!🌸
user02 Calm
ええ、良い流れですね。
SupabaseとFirebaseは「似ているけれど性格が違う双子」のような存在です。
同じようにアプリ開発を助けるサービスですが、中身が結構違うのですよ。

前回の続き 「雲の上のデータベース」って何?|第1回 Supabase入門「雲の上のデータベース」って何?|第1回 Supabase入門


📝 解説:SupabaseとFirebaseの大きな違い

両者を「学校の部活動」に例えて説明してみましょう。

  • Firebase(Googleが提供)
    学校の文化祭実行委員。ルールはしっかり決まっていて、運営がとてもスムーズ。
    ただし、決められたやり方から外れると少し大変。

  • Supabase(オープンソースコミュニティが開発)
    自由な自主サークル。道具は貸してくれるけれど、使い方は自分で工夫できる。
    柔軟性があり、細かいカスタマイズも可能。

では、機能ごとに見てみましょう👇

1. データベース

  • Firebase → 独自の「Firestore」というデータベース(NoSQL形式)。
    • 階層構造でシンプルに使える。
    • ただし、複雑な検索や結合には弱い。
  • Supabase → 「PostgreSQL」というリレーショナルデータベース。
    • SQLを使って高度な検索が可能。
    • 伝統的で企業でもよく使われている。

2. 認証

  • どちらも「ログイン機能」は簡単に導入できる。
  • Supabaseは「ユーザーデータをPostgreSQLにそのまま連携」できるのが強み。

3. リアルタイム機能

  • Firebase → Firestoreがリアルタイムに更新されるのが売り。
  • Supabase → PostgreSQLでも「リアルタイム購読」が可能。

4. オープンソース・料金

  • Firebase → Google製。無料枠はあるが、規模が大きくなると課金が増える。
  • Supabase → オープンソース。自分でサーバーを立てれば完全無料。公式クラウド版は課金あり。

user01 Surprised
まあ!まるで「しっかり者の委員長」と「自由なサークルリーダー」の違いみたいですわ!✨
わたくし、FirestoreというNoSQLは聞いたことがありますけれど、PostgreSQLとどう違うのか気になりますわね…。
user02 Serious
良い観点ですね。
NoSQL(Firestore)は「ノートに箇条書きしていくような感じ」。
リレーショナルデータベース(PostgreSQL)は「しっかり表にして整理する感じ」です。

- NoSQL → 柔軟でシンプル。だけど複雑な検索は苦手。
- SQL → 少し難しいが、複雑なデータ処理が得意。

この違いは、アプリの設計に大きく影響します。

📝 まとめ

今日学んだことを整理すると:

  • FirebaseとSupabaseは「似て非なる双子」
  • Firebase
    • NoSQLデータベース(Firestore)
    • Google製で安定しているが自由度はやや低い
  • Supabase
    • SQLデータベース(PostgreSQL)
    • オープンソースで自由度が高い
  • どちらも「認証」「リアルタイム機能」「API」を提供している

user01 Happy
なるほどですわ〜✨
委員長タイプのFirebaseと、自由人タイプのSupabase、それぞれの性格がよくわかりましたわ!
次は実際に、どちらを選んだら良いのか?使い分け方を知りたいですわね。
user02 Calm
次回
アプリの規模や目的によって、どちらが適しているのかを一緒に考えていきますよ。

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