AWS02

「雲の都を探検!」|第2回 AWS主要サービス入門

著者: 管理者 / 2025-08-07 (更新: 2025-08-07)

user01 Happy
先生、クラウドという考え方がようやく見えてまいりましたわ!
本日はその「巨大都市AWS」の中を探検できると伺って、とても楽しみですの✨
どんな施設があるのか、ぜひ教えてくださいませ〜!
user02 Calm
はい、ではAWSの街を散策してみましょう。
AWSには200以上のサービスがありますが、まずは初心者が知っておくべき主要なものを「街の施設」に例えて紹介しますね。

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📝 AWSの主要サービス(街の比喩付き)

🏠 1. EC2(Elastic Compute Cloud)

  • 役割:サーバーを借りるサービス
  • 例えるなら「ホテルの部屋」
    • 必要なときに部屋を借りて、自分好みに模様替えできる
    • 小さな部屋(軽いサーバー)から大きなスイートルーム(高性能サーバー)まで選べる

📦 2. S3(Simple Storage Service)

  • 役割:データを保存する倉庫
  • 例えるなら「巨大な倉庫」
    • 写真、動画、バックアップなどを置ける
    • 倉庫番がしっかり管理してくれるので安心

🗂 3. RDS(Relational Database Service)

  • 役割:データベースを管理してくれる
  • 例えるなら「図書館」
    • 本(データ)をきれいに整理して、必要なときに素早く探せる
    • MySQLやPostgreSQLなど有名なDBを丸ごと使える

🌍 4. Route53

  • 役割:インターネットの住所管理(DNSサービス)
  • 例えるなら「郵便局」
    • 「www.example.com」という住所を、正しい建物(サーバー)に案内してくれる

🚇 5. VPC(Virtual Private Cloud)

  • 役割:自分専用のネットワーク空間
  • 例えるなら「街の中の自分専用の区画」
    • 外部から自由に入れない、セキュリティの高いエリアを作れる

🔐 6. IAM(Identity and Access Management)

  • 役割:利用者の権限を管理する
  • 例えるなら「街の入館証システム」
    • 誰がどの施設に入れるのか、細かく制御できる

user01 Surprised
まあ!AWSの街にはホテルに倉庫、図書館に郵便局まで揃っておりますのね✨
これならどんなアプリでも建てられそうですわ!
user02 Happy
その通りです。
しかもこれらの施設は自由に組み合わせて使えるので、自分だけの街(アプリ基盤)をデザインできるのです。
AWSの魅力はまさにここにありますね。

📝 まとめ

今日の探検で学んだ主要サービスは:

  • EC2 = ホテルの部屋(サーバーを借りる)
  • S3 = 巨大な倉庫(データ保存)
  • RDS = 図書館(データベース管理)
  • Route53 = 郵便局(住所案内)
  • VPC = 自分専用の街区画(セキュリティ)
  • IAM = 入館証システム(利用者権限管理)

user01 Happy
わあ〜!AWSの街の全貌が少しずつ見えてまいりましたわ✨
でも先生、これだけサービスが多いと「どう組み合わせれば良いのか」迷ってしまいそうですわね…。
user02 Serious
良い視点です。
次回は「初心者が最初に触れるべきAWSサービスと、その組み合わせ方」をテーマにしましょう。
シンプルなWebアプリを作る場合を例にして、どの施設を借りれば良いか整理してみますよ。

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