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言葉をデザインする🖋️|第4回 Illustrator入門

著者: 管理者 / 2025-08-08 (更新: 2025-08-08)

user01 Happy
先生、前回は色を学んでとても楽しかったですわ✨
ですが、ポスターやチラシを作るなら「文字」も必要不可欠ですのよね。Illustratorではどうやって文字を扱うのでしょう?
user02 Calm
良い質問ですね。Illustratorは文字デザインに強く、フォントの指定や装飾、配置を柔軟に行えます。今回は「文字(テキスト)」の基本操作と活用法を学んでいきましょう。

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📝 解説:文字ツールの基本

Illustratorで文字を扱うときは、文字ツール(Tキー)を使います。

文字の入力方法

  • ポイント文字
    画面をクリックして文字を入力。短い見出しやタイトルに便利。
  • エリア内文字
    四角形や円を描き、その中に文字を流し込む。長文や説明文に使いやすい。

👉 例えばチラシの「キャッチコピー」はポイント文字、説明文はエリア内文字で配置するとバランスが良いです。


user01 Surprised
まあ!文字の入れ方が二通りあるなんて知りませんでしたわ。文章を流し込めるのは便利ですわね✨
user02 Happy
そうですね。特に雑誌やカタログのように「文章が多いデザイン」では、エリア内文字が重宝します。逆にタイトルやロゴはポイント文字でシンプルに入力すると良いですね。

📝 解説:フォントと文字装飾

文字の雰囲気を変えるにはフォントを選びます。

  • 明朝体:上品で読みやすい。書籍や真面目なデザイン向け。
  • ゴシック体:力強く、視認性が高い。ポスターやWeb向け。
  • デザイン書体:手書き風や個性的なもの。タイトルや装飾に使うと効果的。

また、文字パネルを使えば:

  • 文字サイズ
  • 行間(行送り)
  • 文字間(カーニング)
  • 太字・斜体

などを自由に設定できます。


user01 Calm
なるほど…。文字ってただ打つだけでなく、選び方や間隔の調整で全然違う表情になるのですわね。
まるで「同じ言葉でも声のトーンを変える」ようなものですわ!
user02 Serious
まさにその通りです。フォント選びは「言葉の服装」を決めるようなものです。きちんとした席にはスーツ、カジュアルな場にはラフな服を選ぶように、文字も用途に合わせて選びましょう。

📝 解説:文字をオブジェクト化する

Illustratorでは文字をアウトライン化できます。

  • アウトライン化すると文字が図形に変換される
  • フォントが入っていない環境でもデザインが崩れない
  • 文字を自由に変形したり装飾できる

ただし「文字として編集できなくなる」ので、最終仕上げの段階で使うのが基本です。


user01 Troubled
あら…文字をアウトライン化すると、もう打ち直せなくなってしまうのですね💦
気をつけなければいけませんわ。
user02 Calm
その通りです。実務では「コピーを残しておいてからアウトライン化する」というのが定番のやり方です。
安全に作業できるように意識しましょう。

✅ まとめ

今日の学びを整理すると:

  • 文字ツール(Tキー)で文字を入力できる
  • ポイント文字エリア内文字の使い分けが重要
  • フォント選びで文字の雰囲気を変えられる
  • アウトライン化で文字を図形に変換できるが、編集できなくなる点に注意

user01 Happy
まあ!文字を自由に扱えると、ポスターや招待状まで作れそうですわ✨
次は文字に色や影をつけてみたいですの!
user02 Happy
良いですね。次回は「文字の装飾と効果」について学びましょう。影や立体感をつけることで、文字がさらに魅力的になりますよ。

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