
箱の中をのぞく|第2回 Dockerの仕組み
著者: 管理者 / 2025-08-09 (更新: 2025-08-09)

先生、前回Dockerは「どこへ持っていっても同じように動く魔法のお弁当箱」と伺いましたわね。
ですが……実際にその「箱」はどう作られているのかしら?
お弁当箱の中身が気になりますわ 🍱✨
ですが……実際にその「箱」はどう作られているのかしら?
お弁当箱の中身が気になりますわ 🍱✨

良い質問ですね。
Dockerの世界では、まず「イメージ」というものを用意します。
イメージとは、いわば「お弁当のレシピ」のようなもので、その中にアプリケーションや必要なライブラリ、設定などが記されています。
そして、そのイメージをもとに「コンテナ」という実際の箱を作り、プログラムを動かすのです。
Dockerの世界では、まず「イメージ」というものを用意します。
イメージとは、いわば「お弁当のレシピ」のようなもので、その中にアプリケーションや必要なライブラリ、設定などが記されています。
そして、そのイメージをもとに「コンテナ」という実際の箱を作り、プログラムを動かすのです。

まあ!イメージがレシピで、コンテナがお弁当箱そのものですのね。
つまり、ひとつのレシピから何個でも同じお弁当を作れるということですわね? 🍱🍱
つまり、ひとつのレシピから何個でも同じお弁当を作れるということですわね? 🍱🍱

その通りです。
たとえば「Python環境のイメージ」を作っておけば、それをもとにいくつでもコンテナを起動できます。
同じイメージから作られるので、すべて同じ環境が再現されるのです。
これがDockerの強力なポイントですね。
たとえば「Python環境のイメージ」を作っておけば、それをもとにいくつでもコンテナを起動できます。
同じイメージから作られるので、すべて同じ環境が再現されるのです。
これがDockerの強力なポイントですね。
前回の記事
魔法の箱で動かす世界|第1回 Docker入門
📝 解説(第2回)
- イメージ
アプリや環境の設計図(レシピ)。ファイルシステムや必要なソフトが含まれている。 - コンテナ
イメージをもとに実際に動く環境。中でアプリが動作する。
複数のコンテナを同時に動かすこともできる。
📝 簡単な例
# Pythonの公式イメージを取得
docker pull python:3.10
# そのイメージを使ってコンテナを起動
docker run -it python:3.10 python
この例では、Python3.10の入った箱を開け、その中でPythonを動かしています。
自分のパソコンにPythonを直接インストールしなくても、すぐに環境を用意できるのです。

なるほど……つまりDockerの世界では、何を食べるか(アプリを動かすか)はレシピで決まり、実際に食べるためには箱(コンテナ)を用意する必要があるのですわね。
そして同じレシピなら、どこで作っても同じ味になる……! 🍽️
そして同じレシピなら、どこで作っても同じ味になる……! 🍽️

ええ、とても正確な理解です。
この「イメージ」と「コンテナ」の仕組みを覚えると、Dockerの基本がしっかりと分かりますよ。
次回はいよいよ最終回として、「自分でイメージを作る方法」や「Dockerfile」についてお話しいたしましょう。
この「イメージ」と「コンテナ」の仕組みを覚えると、Dockerの基本がしっかりと分かりますよ。
次回はいよいよ最終回として、「自分でイメージを作る方法」や「Dockerfile」についてお話しいたしましょう。
📝 まとめ(第2回)
- Dockerは イメージ(レシピ) と コンテナ(実際の箱) で成り立つ
- イメージからは何個でも同じ環境を作れる
- コンテナは軽量で、すぐに起動して使える
- 公式イメージをpullしてrunすれば、すぐに動かせる

まあ!Dockerの仕組みが少しずつ見えてきましたわ 💎
次はぜひ、自分でオリジナルのお弁当を作る方法――つまり、自作イメージについて学びたいですわ!
次はぜひ、自分でオリジナルのお弁当を作る方法――つまり、自作イメージについて学びたいですわ!

承知しました。次回は「Dockerfile」を用いて、自分だけのイメージを作る方法を学びます。
これでDockerの世界を自在に操れるようになりますよ。
これでDockerの世界を自在に操れるようになりますよ。
次回はこちらをタップ
自分だけのレシピ|第3回 Dockerfileと自作イメージ